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アメリカ在住者が教える英語圏のビジネスシーンでよく使う使えるイディオム20選

こんにちは!在米10年目、現地企業勤務のめお(@meeowmiya)です。

この記事では、私が普段から使っている英語圏のビジネスシーンでよく使うイディオムを15個紹介します。

筆者は海外在住10年目のアメリカ在住日本人です。

現地企業で働いたのち独立し、主な仕事相手がアメリカ人であることから普段からアメリカでビジネス英語を日常的に使って生活しています。

ABOUT ME
めお(meow)
めおです!アメリカで大学院を卒業後、現地企業を経てフリーランスで働くイラストレーターです。海外留学、海外キャリア、フリーランス、英語などが得意分野です。

交渉や商談、チームでのやりとりなど、様々なシチュエーションに分けてご紹介しますので、状況に合わせてお使いください。

交渉・商談で使えるフレーズ

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The ball is in your court (あなたのアクション待ちです)

相手に次の行動を取る権限や責任があることを示す時に使います。

We’ve done all we can, now the ball is in your court.
私たちはできることは全てやりました、あとはあなたのアクション待ちです。

Get down to business (仕事に取り掛かる)

重要な仕事や議論を始めるときに使います。特に話題が逸れたときに元の話に戻るときに使います。

Now that everyone is here, let’s get down to business.
皆さん揃ったので、仕事に取り掛かりましょう。

Get the ball rolling (始める)

ボールを転がし始める、という意味から、プロジェクトや活動を開始する時に使います。

Let’s get the ball rolling on this project.
このプロジェクトを始めましょう。

Touch base (連絡を取る、話をする)

ベース(塁)をタッチするという野球用語が語源です。相手と情報交換をする意志があることを示す時に使います。

Let’s touch base next week to discuss the details.
来週、詳細を話すために連絡しましょう。

In the loop (情報を知っている、情報を共有している)

情報が共有されている状態、またはチーム内の人が状況について知っていることを示します。

Please keep me in the loop about the project updates.
私にもプロジェクトの最新情報を情報共有してください。

チーム内で使えるフレーズ

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Keep someone’s eyes on the prize (目標を見失わない)

「報酬から目を離さない」という表現を使うことで、いつも目標を忘れない姿勢を示します。

Despite the challenges, we need to keep our eyes on the prize.
困難があっても、目標を見失ってはなりません。

Pull someone’s weight (自分の役割を果たす)

自分で自分(の体重)の持ち上げるという言葉から「自分の責任は自分で持つ」というニュアンスで、個々が自分の役割や責任を果たす必要があるときに使います。

In this team, everyone needs to pull their weight.
このチームでは、全員が自分の役割を果たす必要があります。

Back to the drawing board (白紙に戻す)

プランや案がうまくいかず、初めからやり直す必要があることを示す時に使います。「キャンバスに(下書きをしに)戻る」という表現を使います。

Our proposal was not accepted. It’s back to the drawing board.
私たちの提案は受け入れられませんでした。やり直しましょう。

On the same page (意見が一致している、同じ理解を共有している)

「同じページを読んでいる」という表現で、相手と意見や理解が一致していることを確認する時に使います。

Before we proceed, I just want to make sure we’re on the same page.
進む前に、チーム全員の理解が同じであるか確認したいです。

Cut corners (手抜きをする)

もともとはリレーなどで角を曲がるときにできるだけ(角を切った)曲線や斜線に曲がることで、減速を抑えたり走行距離を短くすることからきています。品質を犠牲にしてコストや時間を節約しようとする姿勢を指す時に使います。

In our company, we don’t cut corners. Quality is our top priority.
我が社では手抜きはしません。品質が最優先事項です。

The bottom line (最終的な結論、肝心なところ)

要するに、といったニュアンスで重要なポイントを指す時に使います。

The bottom line is we need to increase sales to stay profitable.
結局のところ、利益を上げるためには売上を増やす必要があります。

Go the extra mile (期待以上の努力をする)

決められていたゴールより「一マイル先に行く」という表現で、期待以上の努力を行うことを指す時に使います。

Our team always goes the extra mile to meet our clients’ needs.
私たちのチームは常にクライアントのニーズを満たすために 期待以上の努力をします。

Think outside the box (型にはまらない考え方をする)

常識にとらわれない、クリエイティブなアプローチを求められる状況で使われます。一般的な方法や慣習から外れて考え、新しい解決策を見つけることを強調します。

In order to solve this issue, we need to think outside the box.
問題を解決するためには、型にはまらない考え方が必要です。

Play hardball (強硬に交渉する)

強硬に交渉する必要があるときに使います。相手や組織に対して強いアプローチを行うことを示します。

If they won’t agree to our terms, we’ll have to play hardball.
もし彼らが我々の条件に合意しなければ、厳しく交渉しなければなりません。

文中で使えるニュアンスを加えるフレーズ

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At the end of the day (結局のところ)

「一日の終わりには」という表現で、最終的には・結局という意味になります。

At the end of the day, the most important thing is that our customers are satisfied.
結局のところ、一番大切なことはお客様が満足していることです。

By the book (規則通りに)

Bookとはルールブックを指し、ルールや規則に従って行動することを指します。

In this matter, we need to act by the book.
この件については、規則通りに行動する必要があります。

In a nutshell (簡単に言えば) 

nutshellはクルミや栗などのナッツの殻を意味しますが、どれもそんなに大きなものは入らないことから、「ナッツの殻に詰め込む(ぐらい内容を短くすれば)」という意味で、何かを要約する時に使います。 

In a nutshell, the project was a success.
簡単に言えば、プロジェクトは成功しました。

Hit the nail on the head (まさに、的確に把握する)

何かを完全に的確していることを表現したときに使います。

Your analysis hit the nail on the head. That’s exactly the issue we’re facing.
あなたの分析は非常に的確です。まさに私たちが直面している問題です。

No brainer (明らかな選択、簡単な決定)

選択肢のひとつが明らかに正しい選択であるとき、または簡単に決定できるときに使います。

Choosing to upgrade our software was a no brainer.
ソフトウェアをアップグレードするという選択は明らかでした。

参考文献

本記事は、次のような本を参考に作成しています。ネイティブが使う英会話についてより詳しく知りたい方はぜひ読んでみて下さい!

日本語脳では出てこない英語フレーズ80
牧野高吉 (著)
ディスカヴァー・トゥエンティワン
Amazon.co.jpで購入

まとめ

以上、「アメリカ在住者が教える英語圏のビジネスシーンでよく使う使えるイディオム20選」でした!

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めおです!アメリカで大学院を卒業後、現地企業を経てフリーランスで働くイラストレーターです。海外留学、海外キャリア、フリーランス、英語などが得意分野です。

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