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【シチュエーション別】”I don’t know”以外の「わからない」の伝え方を海外在住者が教えます

こんにちは!在米10年目、現地企業勤務のめお(@meeowmiya)です。

専門的な内容や、ひとつ上のレベルの英語を使う際に「I don’t know」は便利ワードです。

でも、何回も使っていると、芸がないと思われたり、何がどうわからないのか詳しく話せなくてもどかしい

この記事では、私が普段から使っている日本語はない英語独特のことわざを10個紹介します。

筆者は海外在住10年目のアメリカ在住日本人です。

現地企業で働いたのち独立し、主な仕事相手がアメリカ人であることから普段からアメリカでビジネス英語を使って生活しています。

ABOUT ME
めお(meow)
めおです!アメリカで大学院を卒業後、現地企業を経てフリーランスで働くイラストレーターです。海外留学、海外キャリア、フリーランス、英語などが得意分野です。

Don’t put all your eggs in one basket (卵は一つのかごに盛るな)

リスクを分散させ、一つに依存しないことが重要なことを示すときに使います。

You should diversify your investment portfolio. Don’t put all your eggs in one basket.
あなたは投資ポートフォリオを多様化すべきです。卵は一つのかごに盛るな

Every cloud has a silver lining (すべての雲から光は差し込む)

困難な状況に対してポジティブな視点を持つことを強調する時に使います。liningとはもともと服の裏地を意味しますが、曇っている空の「裏地」が銀(色に輝いている)というニュアンスがあります。

Even though the business didn’t work out, every cloud has a silver lining, I learned so much from it.
ビジネスはうまくいかなかったが、すべての雲から光は差し込む。失敗から多くのことを学びました。

Bite the dust (塵を噛む)

計画や人が失敗したり、何かが終わったときに使います。失敗して転んで地面に顔がつき、塵やホコリが口の中に入った状態で歯を食いしばる様子から来ています。

Their latest product bit the dust after only six months on the market.
彼らの最新製品は市場に出てからたった6ヶ月で失敗しました。

Burn the midnight oil (真夜中のオイルを燃やす)

遅くまで働く、特に勉強や仕事を終えるために使います。オイルランプの時代に夜中に活動するためには「オイルを燃やす」必要があったことから来ています。日本で言う「蛍雪の功」が苦労している・勉強に使われるときに使われるのに対し、ニュートラルに「夜中まで働く」というニュアンスが強いです。

I have a big test tomorrow, so I’ll be burning the midnight oil tonight.
明日は大きなテストがあるので、今夜は深夜まで勉強します。

An apple a day keeps the doctor away (一日一個のリンゴで医者いらず)

使用状況:健康維持のための良い習慣を実践すれば、病気になりにくいことを示すときに使います。

Remember, an apple a day keeps the doctor away. So, keep eating healthy food.
一日一個のリンゴで医者いらず、覚えておいて。だから、健康的な食事を続けなさい。

Beggars can’t be choosers (乞食はもらえるものを選べない)

状況が良くなく、選択肢が限られていることを示すときに使います。

I know this job isn’t perfect, but beggars can’t be choosers.
この仕事が完璧ではないことは知っていますが、選べる立場にないのです。

Road to hell is paved with good intentions (地獄への道は善意で舗装されている)

善意があって行動しても、逆効果になって悪い結果に繋がることを示す時に使います。

She meant to help, but her interference just made things worse. The road to hell is paved with good intentions.
彼女は助けようとしたが、事態を悪化させただけだった。地獄への道は善意で舗装されている。

The ends justify the means (目的は手段を正当化する)

目的を達成するためならば、どんな手段を用いることも許されるという考えを示す時に使います。日本語の「終わり良ければ総て良し」というよりも、どんな非人道的なことをやっても結果が出ればオッケーのような情け容赦ないニュアンスがあります。

He believes that the ends justify the means, but I can’t agree with such unethical behavior.
彼は目的が手段を正当化すると考えていますが、私はそのような 非人道的な行動には同意できません。

Barking up the wrong tree (間違った木に吠えている)

努力の方向性が間違えている、また誤解をしていることを示すときに使います。

If you think I was the one who made the decision, you’re barking up the wrong tree.
私が決定を下したと思って異議を申し立てているようですが、あなたは誤解しています。

Bite the bullet (銃弾を噛む)

困難な状況に我慢して立ち向かうときに使います。

I really don’t want to have that conversation with my boss, but I guess I’ll have to bite the bullet.
私は本当に上司とその話をしたくないけど、我慢して立ち向かわないといけないね。

参考文献

本記事は、次のような本を参考に作成しています。ネイティブが使う英会話についてより詳しく知りたい方はぜひ読んでみて下さい!

【音声DL付】ネイティブが毎日使ってる 万能英会話フレーズ101
ジュン・セニサック (著), 伊藤 ハムスター (イラスト)
アルク
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まとめ

以上、「ワンランク上の英語表現!日本語にはない英語のことわざ10選」でした!

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めおです!アメリカで大学院を卒業後、現地企業を経てフリーランスで働くイラストレーターです。海外留学、海外キャリア、フリーランス、英語などが得意分野です。

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