フリーランスが一気にうまく行きだしたときに行った4つのこと【独立の秘訣|副業|ブレイクスルー|マインドフルネス】
こんにちは!めお(@meeowmiya)です。
フリーランサーとして独立して3年が経ちました。
本記事では今までの活動記録を振り返り、フリーランサーとしてブレイクスルーが起きたときに行ったことを記録します。
本記事はこういった方へのアドバイスになればと思っています。
私はブラック企業で働きながら3年間副業した末にリストラされてフリーランサーになりました。
3年も副業していたにも関わらず、要領が悪く、画力も売り上げも上がらず、なかなか成長できませんでした。
「絶望的に才能も運もないのかもしれない」と考え、布団から出てこれない日もありました。
それが、本記事にある4つのことに気づいて切り替えてからブレイクスルーが起こり、今ではフリーランス一本で生活できるようになりました。
それでは詳しく見ていきましょう。
目次
行動し続けてダメならやめてみる
会社から逃げなきゃいけないと思っていた頃やフリーランスを始めた頃は、「どうにか生きていかないといけない。そのためには何でもする」という気持ちでした。
低収入や意見を尊重されないこと、リストラなどを通して、「無能」というメッセージを受け取り続けた自分にとっては「自分は足りない。もっと努力しないといけない」とほとんど強迫観念のようになっていたと思います。
毎日習作を続け、本を読み、モーニングルーティンを続け…という生活は生産的ではあったけど、どれだけやっても焦りがなくならない生活でもありました。
やってもやっても結果が出ず、進んでいないように感じる分、余計に精神衛生に悪かったと思います。
不思議なことに、フリーランスが忙しくなり始めたのは大きな仕事が飛んで莫大な時間ができたときでした。
精神的にやられていて自暴自棄になっていたのもあって、ゆっくり起きたり、平日の昼間から出かけたり、やってみたかったコーディングを勉強していました。
こういう考えが心の余裕を生みました。
それはプロジェクトを持ちかけてくれるクライアントにも伝わり「一緒に仕事したい」と思ってもらえたのかな、と思います。
SNSをやめる
SNSを積極的に追わなくなったのもよかったと思います。
Twitterをひらけば「○○しないとやっていけない」がたくさんあって、真面目な人にとっては焦りを助長するツールになることも…
SNSに書いてあるアドバイスを一字一句守らなくても大丈夫です。
オフレコで「ツイッターやらなくても全く問題ない」と言われたのは本当なんだな、と実感しています。
認めてくれない人を振り向かせるよりも、わかってくれる人を探すこと
会社では「無能」と言われ続けたけど、今はプロジェクトの意思決定に関わっています。
なぜ自信を持って大きな責任を伴う仕事に関わり、結果を出せるかというと自分の得意分野で勝負しているからだと思います。
大規模な3Dアニメーションやコンセプト作りでは敵わないデザイナーはたくさんいます。
でも論理的思考、得意なジャンルのプロダクションをこなす速さ、プロジェクト管理、何よりもその全てを必要とするプロジェクトにおいては自信があります。
会社では3DCGアーティスト、という一面で見られ「無能」と見られていました。
でも、短距離走が苦手でもバスケが超うまい人だっているわけです。
100m走が遅いからといって「無能」と思う必要は全くありません。
得意で勝てる分野を探し、自分の価値をわかってくれる人を探す方がずっとずっと未来が明るく楽しくなります。
根拠のない自信を持つこと
私はリストラされているような身分にも関わらず、たぶんアメリカで働くことよりも遥かに難しいグリーンカードを取得しました。
グリーンカード申請のほとんどの時間は審査待ちです。
書類をぜんぶ出し切って何もできない期間はずっと、何もできないけど、もう絶対に大丈夫と思っていました。
根拠のない自信です。
何もできないんだったら悩んでも仕方ないです。
その分、もう悩まなくていい、と言い聞かせるのはポジティブになれるし、心配するエネルギーをもっと生産的なところにまわせます。
構造的差別に気づき、恩送りした
フリーランスとしてやって行っている今、会社からは過小評価され、搾取されていただけだ、とも言えると思います。
しかし、私の勤めた会社”が”悪いのでしょうか?やりがい搾取する業界”が”悪いのでしょうか?
クリエイティブは顧客あってこその商売です。
私たちデザイナーやイラストレーターにとって会社が「上」であるように、会社も顧客や株主という「上」がいます。
もし、会社や業界が私と同じように、「上」から搾取されているとしたら?我々が上には逆らえないように、会社や業界もスポンサーには逆らえず、「無理な締め切りを守らなければ今後仕事をしない」と言われているとしたら?
同じように、自分も搾取のループに関わっている可能性はないか?
もちろん努力もたくさんしたけど、私はフリーランサーとしてやっていけるのはラッキーだと思います。
私の関わっているプロジェクトを、例えば今仕事に困っている誰かに回せば、彼らは明日を食いつなぐことができるかもしれません。
でも、私にだって生活や将来の不安があり、プロジェクトに対する責任があるのでそんなことはしません。
ただ、限りある仕事を取り合う構造があり、敗者がいることで相対的に誰かが勝者になれる、という構造は揺るぎないのです。
「構造的差別」によって、私は今「フリーランスで生きていく」という地位を手にしています。
ある意味で「特権階級」にある私には、社会に還元し、より平等な社会に貢献する義務があると思ってます。
ブログを書いてシェアするのは、自分の経験が「構造的差別」に苦しむ誰かの希望やモチベになったり、あわよくばヒントになれば良いかな、と思うからです。
一個人として大したことはできないけど、自分にできることは、ダサくても自分を晒け出すことなのかもしれないと思います。
「構造的差別」の前提では「やればできる」なんて到底言えません。
今のあなたの状況は決してあなた"だけ"のせいで起こったことではありません。
その上で、今、何かできることはある。
それを一つずつやっていけば、あなたなりの最適解にたどり着けると思います。
まとめ
以上、「イラストレーターがブログ運用するなら収益化より『ブランディング』を狙うべきな話」でした!
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