post-thumb

ブランドとロゴの違いとは?【プロが教える|よく間違える】

こんにちは!めお(@meeowmiya)です。

本記事では、ロゴとブランドの違いについて解説します。

サービスの大小にかかわらず、どんなサービスにもブランドが必要です。

ブランドとは、そのサービスの声、個性、顔となるアイデンティティです。

ブランドカラーを使ったきれいなロゴがあるのはいいことですが、 ブランドは傘のようなもので、ロゴはその下に位置するものです。

ブランドを構成する3つの要素

①ビジュアル

まず、ブランドのビジュアル要素として、ロゴがあります。 ブランドカラー、ロゴ、使用している書体などです。

②コピー

そして、コピーの要素があります。 ブランドがオンライン上で発言する際に使用される、文字による表現です。 面白かったり、真面目だったり、様々な内容です。

感情

そして、ブランドの最後の要素は、感情的な部分です。 ブランドのことを考えたとき、読者はどのような気持ちになるでしょうか? ブランドの感情的な部分について、 「面白くてゆるいTwitter企業アカウント」というと真っ先に出てくるシャープがいい例です。

シャープは、ツイッターでは面白くて、機能的な文房具を売っていて、と思いますよね。

そして、ロゴを思い浮かべます。これらの要素はすべてブランドの一部です。

人々がシャープを愛するのは、シャープが「とても親しみやすい」ブランドだからです。

しかし、 シャープのロゴは必ずしもシャープのブランドではありません。

シャープのブランドとは、シャープの親しみやすさ、使う言葉、人々の持つイメージのことを指します。

企業がリブランディングをしているという話はよく聞きます。

しかし、よく観察すると、単にロゴが新しくなっただけのことが多いです。

もし、 そのサービスのブランドが「いつもカスタマーサービスが悪い」というネガティブなイメージだったら、新しいロゴでは解決できません。

リブランディングやブランド構築の際には、ブランドのあらゆる側面に取り組まなければなりません。

ブランド構築をする際には常に 「あなたの人からのイメージはどんなものか」「人々にどういうイメージで知ってもらいたいか」と問うことが大切です。

ビジュアルスタイルガイドの作成

もうひとつ、ブランドのスタイルガイドがあると便利です。

ブランドスタイルガイドは、ブランドをどのように伝えるべきかについての説明書です。

ロゴや言葉、フォントや色を使ってブランドを正しく表現するために必要な基準が書かれています。

一貫したブランドを持つことで、人々はサービスのどのメディアにアクセスしても、ブランドを連想することができます。

ブランドを作る際には、行き当たりばったりではなく、慎重に考えて作ることが大切です。

ブランドの構築には厳密なルールはありません。

ロゴの大きさ、ロゴ使用のルール、色などが書かれた紙を1枚用意するだけでもいいですし、大規模なブランドであれば大きなドキュメントにすることもできます。

基本的にブランドスタイルガイドでは、それらのルールが明確に定義されていることを確認したいのです。

  • 視覚的要素は何か?
  • コピーの要素は何か?
  • すべてのマーケティングチャネルで使用されるブランドの感情的要素は何か?

WEBサイトやSNSなど、ブランドには、さまざまなメディアを通してイメージを伝えることができるがあります。

印刷物、ラジオなど、数え上げればキリがありません。

しかし、 一貫性を持つことは非常に重要であり、それぞれのメディアで同じように活動する必要があります。

そうすれば、より多くのリターンを期待することができるでしょう。

まとめ

以上「ブランドとロゴの違いとは?」でした!

おさらいしておきましょう。

  • ロゴはブランドの一部
  • ロゴはブランドの一部であるが、ロゴはブランドではない

「役に立った」と思っていただけたら、シェアいただけますと幸いです。ブログやWEBサイトなどでのご紹介は大歓迎です!

参照リンク: What is the Difference Between a Brand and a Logo? - GoDaddy (CC BY 3.0) 2019
本記事はクリエイティブ・コモンズ・ライセンス(Creative Commons license / CC license)に基づいて編集しています。
記事内の画像・デザインや映像の権利は個別のライセンスにより保護されている場合があります。

ABOUT ME
めお(meow)
めおです!アメリカで大学院を卒業後、現地企業を経てフリーランスで働くイラストレーターです。海外留学、海外キャリア、フリーランス、英語などが得意分野です。

あわせて読みたい