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メディカルイラストレーション大学院受験でいちばん大切なこと【結論:関係構築】

こんにちは!めお(@meeowmiya)です。アメリカでフリーランスメディカルイラストレーターとして活動しています。本記事では

メディカルイラストレーションが学べる海外大学院を受験したいが、優先順位がわからない…

という疑問に答え、実際にプログラムに合格し卒業した私が思う、いちばん大切なことについて解説します。

メディカルイラストレーション修士課程の募集要項は、日本人の我々にはほぼ実現不可能です。

じゃあどうやったら募集要項を揃えて入学できるの?という最初の課題に挑戦するために、卒業生や大学院の入学課(Admission office)と直接やりとりをすることが最も大切です。

それでは詳しく見ていきましょう。

実現不可能な募集要項

参考までに、メディカルイラストレーション修士課程の募集要項は以下の通りです。いくつか

  • 学部卒、GPA 3.0以上
  • 志望動機
  • 基礎化学の単位取得
  • 解剖学実習の単位取得
  • 生理学の単位取得
  • 以下より二科目以上で単位取得:細胞生物学、発生生物学、分子生物学、免疫学、組織学
  • ポートフォリオ提出
  • TOEFL iBT 100以上(Listening 17, Writing 25, Reading 19, Speaking 25以上)
  • GRE Generalスコア300以上

私の出願当時は👆に加えて美術の必須単位が2-5つありました。

美大や大学教務などに問い合わせた結果、理学部生物学科に通っていた私にとって

  • 美術単位
  • 解剖学実習

は、(1) 美大または医学部に入り直すか (2) 単位取得のためだけにサマースクールに2-3年かけて通うことでしか達成できないことがわかり、途方にくれました。

ネット検索したところ、メディカルイラストレーション修士課程に日本から留学した方を発見することができたため、どうやって合格したのかお話を伺えるかもしれない…と思い面談を打診しました。

国内のメディカルイラストレーターに直接会いにいく

お話を伺った方はお二人とも東大の理学部出身で、アメリカの大学院を経てで日本で活躍していらっしゃいます。

突然の訪問依頼にも関わらず快諾してくださり、新幹線で週末東京に行ってキャリアやご自身の経験についてお話を伺いました。

同じ理系バックグラウンドでメディカルイラストレーションを志す者として「どうすれば募集要項を揃えられるのか」と伺うと必ず各校の入学課と長期的に連絡をとり、どうしても揃えられない募集要項について交渉することを強く勧められました。

出願先の大学院と直接連絡をとる

お二人がおっしゃった通り、日本とは違い、北米では募集要項を交渉することができます。

本質(必要なスキルや知識を見せること)を満たしてさえいれば、単位取得以外の方法やスコアが多少低くても「大丈夫」と言ってもらえる可能性は高いです。

そのためには信頼関係を作っていることが大切であり、時間をかけて「本気で出願して学びたい」という姿勢を見せていることが必要です。

繰り返しになりますが、私の出願時は美術の必須科目がありました。

入学課に問い合わせたところ「基本的な技術を保証するために美術の単位を必須にしている」ということでした。

実力があることさえ証明できれば良いということだったので、単位を取るためだけに美大に入り直し4年以上費やす必要がある事情を説明し、ポートフォリオで実力を見せることで単位を免除してもらえるという合意を得ました。

また、どの学校でも出願志望者はポートフォリオ講評を受けられます。

私は半年に1回ぐらいポートフォリオを提出し、足りないスキルについてピンポイントでフィードバックをもらうことでポートフォリオをより適したものにしていくことができました。

メディカルイラストレーション大学院では「実現が到底不可能な募集要項」という課題そのものを解決できるかどうかが隠れたテーマとして試されています。

ほとんどの志望者は募集要項を見て諦めますが、チャレンジするかどうかで本気度を見て志望者を絞りこんでいるところは絶対にあると思います。

まとめ

以上「メディカルイラストレーション大学院受験でいちばん大切なこと」でした!

一見すると達成不可能なゴールでも、正しい戦略で達成可能な目標を交渉することでスタートラインに立つことができますよ。

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