発信のためにnoteを使うのをやめた3つの理由【オウンドメディア|レンタル無料ブログ|ブログ選び】
こんにちは!めお(@meeowmiya)です。2019年からnoteを中心にメディア運営してきましたが、2021年4月をもってブログに切り替える決断をしました。
という疑問にお答えし、note歴3年の私がnote、ひいてはレンタル無料ブログ全般を使うのをやめた理由を解説します。
noteの更新は200記事ほど書いた後は数ヶ月に一回程度ですが、現在数千PVを平均的に獲得しています。
書かない割にはそれなりにみられるメディアになってきましたが、それでも切り替えようと思った理由を書いていければと思います。
この記事を読んで得られることは次の通りです。
- noteがなぜオウンドメディアに向かないか、デザイン的にわかる
- noteブランドの評価がオウンドメディアに及ぼす影響がわかる
- noteがコンテンツに対して持っている権限がわかる
「noteはクリエイター向け、ブログはコンテンツ向け」と言われていますが、私はもっと根本的にnoteを選ばない理由があります。
結論から言うと、noteで作ったコンテンツはあくまで「noteのもの」以上にはならず、いくら良いコンテンツを作っても、自分にオーナーシップがないためその恩恵を最大化できません。
アクセスが伸びるのがゆっくりでも、長期的には自主ブランドのサイトから出す方が価値があります。
それでは詳しく見ていきましょう。
コンテンツが「noteのもの」以上にはならないデザイン
突然ですが、ワシントンポストとニューヨークタイムズのウェブ記事はこのように表示されます。
ロゴと自身の名前の大きさ・位置に注目してください。
作者の名前に比べてロゴの方が圧倒的に目立ちますね。
「これはニューヨークタイムズ・ワシントンポストの記事なんだな」ということははっきり分かりますが、作者の名前はあまり印象に残らない、というのが多くの人の印象かと思います。
noteでは記事は左のように表示されます。
同じように圧倒的にnoteロゴの方が自分の名前よりも目立っていることがわかります。
そして同じように「これはnoteの記事なんだな」とはわかっても、作者の名前はあまり印象に残らない構造です。
一方で、自分で一からデザインする場合は自由度は無限大です。
当ブログは作者の名前が大きく右に表示されることで「作者を知ってもらう」工夫をしています。
これはカスタマイズが自由なプラットフォームだからこそ可能なデザインです。
追記 note proについて
note proという月額5万円の法人向け有料サービスにアップグレードすればページレイアウトやテーマカラー、お知らせ枠などを自由にカスタマイズできるようです。
繰り返しになりますが、ブログを使えば無料でカスタムが可能です。
プラットフォームに管理権限がある
noteはあなたのアカウントや書いた記事に対する権限があります。
また、記事を一つずつコピペする以外はバックアップを取る方法がありません。
つまりせっかく頑張って記事を書いてもアカウントを凍結されたり記事を消されたりする可能性と常に隣り合わせということです。
メディアは時間をかけてコンテンツを増やし「育てる」ことが不可欠です。
いつでも刈り取られる可能性があるのは、メディア運営をする上では少し不安です。
ブランドイメージと紐づけ
ブランドに不祥事は(ある程度)つきものですが、ユーザーはその被害を受けても不祥事自体をコントロールできません。
また同プラットフォームを利用する他ユーザーによってブランドイメージが下がった場合も同じことが言えます。
noteはこれまでに何度か炎上を起こしており、情報商材の温床として悪いイメージを持つ人もいます。
このような出来事でプラットフォームのイメージが下がると、プラットフォームを使っているユーザーのイメージにも影響します。
繰り返しになりますが、親元で起こっていることをユーザーはコントロールできず、何もしていなくても一方的に被害を受けます。
これはnoteに限らずはてなブログやinstagram、Twitter、YouTubeなど全てのプラットフォームにも当てはまります。
オウンドメディアの強みは「自分のブランドだけで勝負できる」ことで、プラットフォームのイメージに影響されません。
プラットフォームから完全に独立して運営できる現実的なオウンドメディアはWebサイトとブログと数少ないです。
サイト制作やデザイン、アクセスが伸びるまでに時間がかかっても「オウンドメディアである」ことはそれだけの強みを秘めています。
まとめ
以上「発信のためにnoteを使うのをやめた3つの理由」でした!オウンドメディアの強みを最大限発揮するには、多少時間はかかっても、やはりプラットフォームに頼らず「全て自分でカスタマイズする」のが一番かと思います。ぜひ参考にしてみてください!
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