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売れるイラストレーターになるためには「使いやすい9割、オリジナル1割」を心がけよう【フリーランス|共通点】

こんにちは!めお(@meeowmiya)です。

フリーランスとして求められている「売れるイラスト」って何?どう練習すればいいの?

こういった疑問にお応えします。この記事を読んで得られることは次の通りです。

  • 商業型イラストレーターと作家型イラストレーターの違いがわかる
  • 受注型フリーランスで求められるスキルがわかる
  • 需要が多く、売れやすいイラストの特徴がわかる

売れるイラストは「使いやすい9割、オリジナル1割」です。

フリーランスではオリジナリティよりも「これをこういうスタイルで描いてください」と言われて100%対応できる「商業型イラストレーター」を目指す方が圧倒的に戦略的です。

それでは詳しく見ていきましょう。

商業型イラストレーターと作家型イラストレーターの違い

売れるイラストを理解する上で、「商業型」と「作家型」という2種類のイラストレーターを紹介します。

作家型イラストレーター

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「この作品と言えばこの人」のような独特の世界観、作風や商品が売りです。

「ぜひこの人の絵柄がほしい」と言われるイラストレーターにとって憧れの存在。広義で言うと庵野秀明やイーロン・マスク、スタートアップなどまだ具現化されていない(=オリジナルな)需要を生み出す」イノベーターを指します。

このビジネスモデルは作ろうとしているオリジナリティに本当に需要がある」と証明するところから始まるため、資金調達(投資を受ける、など)から始めなければならず、利益が発生するまでに時間を要します。

当たればデカイですが、売れなければ価値が低く、トレンドに左右されて飽きられると詰みます。

商業型イラストレーター

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「これをこういうスタイルで描いてください」と言われて100%対応できる何でも屋です。作家型と比べると華やかさに欠けますが、様々な要求に対応できる盤石なイラストスキルがあります。

作家型イラストレーターとの最大の違いは既に需要のあるものを作ることです。「これをやってください」と言われる(=既に需要があるとわかっている)のでリスクが低く、利益に結びつくまでが早い上に息が長いです。

受注型フリーランスなら「商業型」

受注型フリーランスのほとんどは「既にある需要」に対応する案件です。

そのため、フリーランスを目指すなら断然「商業型」がオススメです。

受注型フリーランスに求められる「商業型」スキル

受注型フリーランスにおいて求められる「商業型」スキルについて紹介します。

これらのスキルのうち半分(かそれ以上)はイラストスキルではない、というのが持論です。

人は「最もリスクが低い選択肢」を選ぶ

Clients don’t choose the best option. They choose the least risky option.
(クライアントは「最良の選択肢」を選ばない。彼らは「最もリスクが低い選択肢」を選ぶ) -Chris Do

フリーランサーはあくまで「クライアントをサポートする」役割で、我々には「最良」ではなく「最もリスクが低い」ことが求められています。

フリーランサーは、ビジネスにおいて「リスクが低い」要素を集めることの方が「オリジナルであること」より遥かに重要です。

  • 締め切りを守る
  • 約束を守る
  • 報連相がしっかりできる
  • 返信が早い
  • 機密情報を漏らさない

など、基本的なことを完ぺきに守れるフリーランサーは多くはいません。

多くのことがそこそこできる

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信頼のおけるフリーランサーを探すのにはコストがかかるため、多くのことがそこそこできるフリーランサーの方が便利に重宝されます。

「パンク修理がめちゃくちゃうまいが、それしかできない自転車屋」よりも「特に尖ったスキルはないけど、どんな自転車を持っていっても直す自転車屋」を目指すイメージです。

需要のある「使いやすいイラスト」の特徴

オリジナルなことは求められてないとなると、やっぱり気になるのは「需要のあるイラスト」だと思います。

「使いやすいイラスト」をリサーチし、理解するには次をすればオッケーです。

  1. 分野ごとのパターンを理解する
  2. 「使いやすいイラストのパターン」を真似する

①「使いやすいパターン」を理解する

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私の専門分野は「医療系イラスト」ですが、画像検索するとこんな感じ。

かなり特徴的ですよね。実際、こういうスタイルを散々練習しました。

同じように、書籍なら書籍、WebならWebで「使いやすいイラスト」にはパターンがあります。

自分がやりたい分野を画像検索して「使いやすいパターン」をリストアップします。

Pinterestボードを作ってみてもいいかもしれません。

②「使いやすいパターン」を真似する

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一度「使いやすいパターン」を理解出来たら、あとは自分でも再現できるようにひたすら練習します。

ちなみに「使いやすいパターン」の中にはデッサンなどの基本ができてないものもたくさんあるので、最速で「売れる」ようになるには、やはり「よく使われているものを真似する」のが一番かと思います。

オリジナリティは勝手に出てくるようになる

あくまで裏方でサポート役に徹していても、基礎を完ぺきにやりこむ過程で、経験と個性は交わり、嫌でもオリジナリティはにじみ出てきます。無理に追い求める必要はありません。

まとめ

以上、売れるイラストとスキルについてでした!

フリーランスでは自分自身が「最もリスクが低い選択肢」であることが大切なので、オリジナリティは枝葉末節かなと思います。

「売れるイラストの描き方」についてはこちらの記事で詳しくまとめていますので、合わせてご覧ください。

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ABOUT ME
めお(meow)
めおです!アメリカで大学院を卒業後、現地企業を経てフリーランスで働くイラストレーターです。海外留学、海外キャリア、フリーランス、英語などが得意分野です。

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