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STEM-OPTを申請するには?【理系だけじゃない|アメリカ就活|アメリカで働く】

こんにちは!めお(@meeowmiya)です。

学生ビザ(F-1)でのアメリカに留学を修了後は OPTというシステムを使ってアメリカで働くことができます。

更にその中でも、STEMと呼ばれる特定の専攻を修了している場合は、STEM-OPTというアップグレードの対象になります。

STEMというとScience, Technology, Engineering, Mathということで、「理系のためのOPT」のように聞こえますが、文系であってもSTEM-OPTが申請可能だったり、逆に理系専攻でもSTEM-OPTを申請できないケースもあります。

この記事ではSTEM-OPTの概要にふれ、主に自分の専攻がSTEM-OPTの対象かどうかの評価方法を解説します。

STEM-OPTとそのルール

通常1年のOPTを24ヶ月延長できるよ、というプログラムです。

職歴、評価業績、年収を上げる目的でも、働ける期間は長い方がキャリアや就労ビザに有効です。

STEM-OPTを申請するためにはOPTのルールに加え、以下の条件を満たす必要があります。

  • 専攻分野がCIPコードを持っている
  • STEM-OPTを利用したことがない

OPTと同様に、STEM-OPTはF-1ビザの延長で、学校を通して申請します。

留学生オフィスに問い合わせてSTEM-OPT申請のタイミングを相談しながら申請しましょう。

基本的にはルールはOPTの時と同じですので、詳しくはこちらの記事を参考にしてください。

一点、OPT期間中90日以上無職だとOPTが失効するという「90日ルール」ですが、STEM-OPT期間中はそれが「120日」になります。

つまり最初の1年目は90日、残りの2年間は120日間無職期間が許されています。

STEM-OPTは「理系のためのOPT」ではない

STEMとはScience, Technology, Engineering, Mathの略で、いかにも「理系のためのOPT」という感じがしますが、必ずしもそうとは限りません。

STEM-OPTにおける「STEM」とは、厳密には「専攻分野がCIPコードを持っている」という意味で、文系の専攻でも認可されている場合があります。

最近では一部の学校のMBA (経営学) がSTEM認定されたことが話題になりました。

STEM-OPTを申請できる分野の調べ方

自分がSTEM-OPTを申請できる専攻分野にいるかどうかはSTEM Designated Degree Program ListからDHS STEM Designated Degree Program Listをクリックして確認してください。

また同じ専攻でも、通っている学校によってSTEMかどうか異なるケースもあるようです。

自分の専攻のCIPコードもネットで調べられます。

STEM-OPTリストに専攻がない場合、STEM-OPTは申請できません!

一部の弁護士・学部・研究科がたまに主張する「君の専攻はSTEMに関連しているから、推薦状やシラバスを送ったらSTEM-OPTができるかもよ」にはご注意ください。

それぞれの専攻がSTEM認定を受けるために必要なCIPコードの申請は学校側がすることであり、個人の力ではどうしようもないことを覚えておいてください。

Classification of Instructional Programs (CIP)
CIPコードを得るためには学校が申請する必要があります。詳しくはリンク内のHow Schools Use CIP Codesをご覧ください。

私はこれをわかっていなかったため、ビザ失効ギリギリまで追い詰められたことがあります。

OPT中にスポンサー付の就職ができ、会社の雇った弁護士に「あなたの分野はSTEMに限りなく近いから追加書類を出せばSTEM-OPTに認められる」という話を持ちかけられました。

提案の通り申請した結果、RFE(Request for Evidence)、いわゆる追加証拠の提出通知が届き、STEM認定を受けている学位での卒業証明書類を提出せよとの要求を受けました。

アメリカではデザインの勉強しかしていないため、CIPコードのある専攻ではアメリカの学歴がありません。

会社に伝えると、スポンサーを打ち切られ、アメリカ残留が詰みました。

その後O-1ビザという方向に超短期間で切り替えて今もアメリカに残っていますが、本当に奇跡の起死回生で、普通だったら日本に戻る以外選択肢がなかったと思います。

O-1ビザについては詳しくはこちらの記事をご覧ください。

STEM-OPTをリジェクトされた際に持っていない追加証拠を要求されたことからもわかるように、私はそもそも応募資格のない申請をしていました。

そして、これを戦略として勧めるぐらいには弁護士は何もわかっていませんでした。

そのことに気づいていたし、会社に何度もそれを訴えました。

しかし最終決定権は会社にあるため、私は弁護士と話をすることも弁護士を変えてもらうこともできませんでした。

STEM-OPTでは「専攻が実際に理系かどうか」は一切見られず、STEMリストに載っているかどうかしか関係ありません。

自分の専攻がCIPコードを持っていなかったら、学校が申請をして認められない限りSTEMとして認定されることはないと考えて正しいと思います。

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