post-thumb

YouTube見るのをやめて起きた6つの最高なこと【習慣|デジタルデトックス|メリット|悪影響|方法|依存|有害|時間がない】

こんにちは!めお(@meeowmiya)です。

本記事では、暇さえあればYouTubeを見ていた私がYouTube断ちし、YouTube閲覧時間を1週間1時間以下に抑えた結果、起こった変化を解説します。

この記事を読んで得られることは次の通りです。

  • そもそもYouTubeがあなたにとって悪影響かどうかがわかる
  • YouTubeをやめたらどんな効果があるのかがわかる
  • どのようなツールを使ってYouTube依存から脱却したのかがわかる

結論から言うと、YouTubeを断つことで、次のような問題が解決しました。

  1. 時間ができた
  2. ワークライフバランスが整った
  3. ネットをみて気分が落ち込むことがなくなった
  4. 飛躍的にスキルアップした
  5. 趣味や遊びにいく余裕ができた
  6. 自己肯定感があがった

個人差はあると思いますが、同じ課題を抱えている人に、YouTube断ちは効果的だと思います。

それでは詳しく見ていきましょう!

YouTube断ちをする前

YouTube断ちをする前の私は、リモートでフリーランスなこともあり、数年に渡って仕事中ずっとBGMとしてYouTubeを開いている状態でした。

もちろん集中してずっと画面を見ている、というわけではなく、主には

どうせなら作業中に情報のインプットや、好きな音楽を楽しもう!

という動機でYouTubeを開いていました。

最初のうちは実際に好きな音楽に出会ったり、ほしい情報を得られたりと良いことが多かったです。

しかし、2-3年も続けているとだんだん効果も薄れてきて、5年目に差し掛かる頃には有益どころか有害な状態になっていたことに気づきました(後述)。

YouTube断ちの経緯①「ムダな時間」と疲れの解消のため

ブラウザ履歴をみると閲覧量がおかしいので、YouTubeが生活に影響を及ぼしていることは明らかでした。

BGMのつもりで聞いていても、実際に集中していない分作業のパフォーマンスは落ちていました。

また動画を見始めるとつい手が止まってしまっていることもよくありました。

その結果ダラダラ仕事をすることになり、パフォーマンスが低いのに疲れるという最悪の状態に陥っていました。

YouTube断ちの経緯②自分を優先するため

そもそもYouTube断ちを含む生活改善に踏み切った背景を少し解説します。

この頃の私は仕事のしすぎで燃え尽き、(体力的に限界なため)成長もずっと止まっている、という状態でした。

マインドセットや生活スタイルを根本的に変えなければ状況の打開は難しいと考え、自分自身と向き合おうとしていました。

これはYouTubeを含む、もう少しマクロなインターネットの話です。

常にネットに頼る状態では、何かやりたいと思ってもまずググらなければ決断を下せず、自分はどうしたいのかを完全に無視していることに気づきました。

例えば、本や映画、ドラマを見ようと思ってもまず評判を検索してから決断する人は少なくないと思います。

このように、オススメ商品から転職の仕方、自己肯定感のあげ方まで、ネットにはありとあらゆる「他人の声」が溢れていて、私たちは今や必ずと言っていいほど行動するまえに検索しています。

大げさかもしれませんが、これって「自分がどう思うか」を判断する余裕もなく、他人の意見を手放しに信じていることと同じじゃないかと思ったのです。そして

他人の意見ばかり優先して自分の考えを無視するばかり。これでは自己肯定感が低いのも当たり前じゃないか?

ということに気づきました。

ネットの「意見」は究極的には発している人が得するようにできていて、必ずしも自分の役に立つわけではありません。

高額アフィリエイト収入を得られる"オススメ商品"や、クリックやフォロワーが得られる"ポピュラーな意見"はだいたい似ていて、簡単な検索や再生数の多い動画で得られる情報の質はぶっちゃけかなり低いです。

ネットは便利だし、正しく使えば素晴らしいツールですが、自分とネットの関係がポジティブなものではなくなっていると感じました。

そのため、実験的にネットとの関係を変えることで自分自身との関係が改善するかを試してみようと思いました。

YouTube断ちの経緯③常に「情報を追う」必要がないため

YouTubeは確かに便利なツールで、仕事で役に立つ動画やトレンドを追うのにも適しています。

私自身、イラレやフォトショ、3Dソフトなど仕事に関わるチュートリアルはYouTubeで見ることも多いです。

仕事で必要な情報もあるので、仕事中でもYouTubeへのアクセスをやめられなかったというのは確かに理由としてあります。

しかしそれにしても、現代人が見ているような頻度で情報を追っていないといけないのか? というと、完全にノーだと思います。

ぶっちゃけ1週間に1時間もあれば必要な情報は全て追えます。

これはSNSも同じです。

YouTube断ちの経緯④広告が多すぎる

最後に、YouTubeが自分にとって悪影響なことに気づいた理由として大きかったのは、広告が多すぎるということです。

明らかに何かを売られているし、何かを買うように洗脳されている感じがすごく気持ち悪かったです。

普段は広告をスキップできるYoutube Video Skip Ad Triggerというプラグインを使っていますが、それでもChromeだと飛ばせない広告ばかりになり、いよいよ自分からやめた方が良いなと感じるようになっていました。

YouTubeを見ない方法

手法としては至って簡単で、YouTubeをブラウザからブロックしました。

使ったのはBlock SiteというChromeプラグインです(無料です)。

他にも様々なプラグインがあり、時間帯で区切ったりと色々な機能もありますが、単純に見れないようにするのが一番シンプルで効果的でした。

youtube.comから始まるすべてのURLはGoogleトップページにリダイレクトされるようにしました。

どうしても心許ないときのために、Spotify有料会員になり音楽を聞けるようにしました。

また、スマホやタブレットからもYouTubeアプリを削除しました。

どうしても必要な場合

とはいえ、どうしてもチュートリアルを見ないといけない場合はスマホブラウザなどから見られるように余裕を残しました。

実際、週1時間も見ればかなり見た、というレベルです。

①生活に一切支障はでなかった

まず、YouTube断ちをしたところで生活に一切支障は出ませんでした。

トレンドもたまに見るチュートリアルのついでに見ていれば「変化の激しい時代においていかれる」なんてことは全くありません。

また、YouTubeをほぼ見なくても役立つ情報を手に入れられること、チュートリアルを見る時間もほんの少しあれば十分だということがわかりました。

②ワークライフバランス問題が解決した

YouTube断ちした瞬間、”仕事”している時間が一瞬で3分の2ぐらいに減りワークライフバランス問題が一瞬で解決しました。

③スキルアップなどに使える時間がめちゃくちゃできた

あまりにも突然時間ができたため、どうすれば良いのか最初かなり戸惑いました。

現在は主にブログや思考整理など、書き物をしています。

以前はYouTubeをところどころにはさみながら書いていた記事も、今は集中して書いているため、記事のクオリティもかなり上がっているように思います。

また、本を読んだり好きなことをする時間に充てています。

仕事のことを気にせずに友だちと遊べる時間も増えました。

今後はスキルアップに使う時間を増やしていきたいと考えています。

④パフォーマンスが上がった

仕事している時間が減っているにも関わらず、仕事のパフォーマンスはぐーんと上がりました。

まさに効率化です。

以前は「やりたくないな…」という気持ちが少しでもあると、とりあえずYouTubeをみてやる気を充電してから仕事を再開していました。

当たり前ですがYouTube見ないと気が散らないので、集中して仕事を進められるようになったんだと思います。

完成品も納得度がかなり上がり、クライアントの満足度も上がりました。

⑤人の意見に惑わされないようになった

まずネット、SNS、YouTubeを見たときに起こる特有の「ネットを見て落ち込む」機会が一気に減りました。

また、答えを簡単に探すことではなく「私がどうしたいか」「私はどうすれば良いと思うのか」を最優先するようになりました。

その結果、否応なく「能動的に考える」ことになりました。

いくらノウハウ動画があったとしても、何かをやり遂げるのに近道はなく、試行錯誤や時間をかけることは不可避です。

だったら、人の意見にいちいち惑わされずに自分で考えながら進むのが一番シンプルだし近道です。

⑥自己肯定感があがった

人の意見ではなく、自分で能動的に考えたことを優先していると「自分の意見は大切なんだ」という意識が芽生えます。

そして、ひとつひとつの選択を責任感をもって丁寧に行うことができるようになりました。

能動的に頭を使うのは、最初は慣れないし疲れる行為です。でも、

今までは「誰か(ネット)がこう言ってたからこうしよう」と頭を使わずに決断していただけなんだな

と強く実感できると思います。

誰に言われるでもなく、自分で選んで良いと思ったものには思い入れがあります。

たとえ自分で選んだドラマがつまらなかったとしても、自分自身の選択と真剣に向き合う方が、人生は満足度が高いし楽しいと思います。

デメリット:禁断症状がかなり大きい

依存症状のでるあらゆることと同じように、YouTubeの離脱症状もかなり厳しいです。

最初はずっとそわそわしますし、何より「YouTube見たいな」と思う期間がかなり長く続くのがしんどかったです。

YouTubeを見るのが楽しかったというのは一つとしてかなりあります。

何かを学んだ”気になる”のも気分はよかったです。

YouTube断ちをして1ヶ月ぐらいは無意識にURLにyoutubeと入力していましたし、数ヶ月経った今でも音楽だけでは物足りないなと時々感じることもあります。

しかし、YouTubeはお酒やSNSと同じように、適切な量を正しく使った場合にのみ役に立つツールだと確実に言えます。

そのため、ブラウザのブロックを解除したいという気持ちには全くなりません(むしろありがたいと思っています)。

まとめ

以上、「YouTube見るのをやめて起きた6つの最高なこと」でした!

「役に立った」と思っていただけたら、シェアいただけますと幸いです。ブログやWEBサイトなどでのご紹介もとても嬉しいです!

ABOUT ME
めお(meow)
めおです!アメリカで大学院を卒業後、現地企業を経てフリーランスで働くイラストレーターです。海外留学、海外キャリア、フリーランス、英語などが得意分野です。

あわせて読みたい