フリーランス立ち上げ1年目に優先的にやるべき6つのこと【副業|事業計画|ワークライフバランス】
こんにちは!めお(@meeowmiya)です。
ボストンでフリーランスイラストレーターとして生計を立てています。
こういったフリーランス1年生の疑問にお答えします。本記事を読んで得られることは次の通りです。
- フリーランス立ち上げ時に優先的にやるべきことがわかる
- 事業計画の立て方がわかる * フリーランス初期の資金管理のやり方がわかる
フリーランス立ち上げ時にはやることがたくさんありますが、 ①事業計画をしっかり立て、②資金管理を行う基盤を作り、③必要な書類や人材を確保しつつ④燃え尽きないようにするのがメインの目標です。
それでは詳しく見ていきましょう。
目次
①セルフケア
ビジネスを運営していると、大変なことがたくさんあります。
忙しくても、自分自身をケアすることを忘れないようにしましょう。
週に40~60時間、場合によってはそれ以上働いているかもしれません。
セルフケアを忘れてしまうこともあると思いますが、立ち上げ時にはあなたがいなければビジネスは回りません。
燃え尽き症候群を避ける
あなたが燃え尽きてしまうと、ビジネスに悪影響を及ぼします。
セルフケアとは、例えば、以下のようなことです。
- 8時間寝ること
- バランスのとれた食事をする。
- 運動する
- 遊びの時間を持つ
自宅で仕事をしていると、夕食の時間を過ぎてもまだ仕事をしているような状態になりがちです。
一日のスケジュールをしっかりと立て、できるだけ運動してたまには遊び、健康的な生活を送るようにしましょう。
一人で、あるいは小さなチームで仕事をしているフリーランサーの多くは、寝ている時間以外は常に仕事をしていている、という終わりのないサイクルを繰り返しています。
無理をしすぎて燃え尽きると、ビジネスにも悪影響です。
②チームを育てる
チームとは、日々、目標や使命を果たすために一緒に行動する人たちのことです。
従業員だけではなく、外注先、会計士や法律家などもチームの一員です。
1人で働くフリーランスであっても、志を同じくする人たちは積極的に探しましょう。
チームで働いていなくても、同じような考えを持つ人たちを見つけることができる場所はたくさんあります。
無料で参加できるミートアップや、地元のコワーキングスペースなどに行けば、自分と同じようなことが好きな人を見つけることができます。
あなたと同じような人たちがたくさんいて、運が良ければ無料のコーヒーも飲めます。
③開業届を出す
フリーランスとして独立する際は、 開業届を出しましょう。
何かトラブルが起きたときに、個人の資産からビジネスを守ることができます。
また、確定申告の際にもお金の節約になります。
④事業計画を立てる
事業を始める際には、多くの人が事業計画、またはビジネスプランについて尋ねます。
事業計画はフリーランス1年目に必要でしょうか?どうやって作るのでしょうか?
特にかけだしフリーランサーは、「とにかく始めてみよう」と行動し始める人が多いです。
しかし、事業計画は、事業を実際に成長させていくために必要な基盤です。
事業計画の様々な項目
事業計画書はかなり長く、作成には膨大な時間がかかります。
ここでは基本的なビジネスプランの要項について説明します。
①エグゼクティブサマリー
このセクションは、ビジネスプラン全体の概要を説明するものと考えてください。
事業がどのようなものなのか、どのような市場に対応しているのか、誰が読んでも何をするのかがわかるに要約します。
②事業の概要
ここでは事業のコンセプトについて、何を売るのか、ターゲット層はどのようあものか、事業にはどういう特徴があるのかなどを解説します。
③業界分析
ここでは、事業の業界について説明します。
主要な競争相手は誰ですか?
業界ではどのような位置にいるのか、そしてその業界の市場そのものを説明します。
また、自社のサービスの特徴を説明し、どのように競合他社に対抗するのかを説明できると良いでしょう。
④組織
多くの人を惹きつけるサービスを作るには、良いチームが必要です。
- 誰が運営するのか?あなただけですか?
- 取締役会や投資家、従業員はいますか?
- それぞれのチームメンバーは何をしますか?
ここでは、そのすべてを書き出し、ビジネスを開始する計画を作成します。
⑤財務予測
ここでは、予算、支出額、収益の予測を立てます。
すべてのビジネスが創業1年目で利益を上げられるわけではなく、通常は2年、3年、5年とかかります。
業界、競合他社、市場、顧客についての調査に基づいて、支出、利益、製品の販売価格の予測を、このセクションにまとめておきましょう。
⑥資金調達計画
素晴らしいアイデアと考え抜かれたプランがあるのなら、今度は投資家を集め、資金調達しましょう。
投資家を集めることは、ビジネスプランを作る上での大きな目的の一つです。
投資家はどこでもお金を出してくれるわけではありません。
よく考えられ、よく書かれた事業計画があれば、投資家や金融機関との交渉がスムーズに進みます。
以上、事業計画についてでした。
⑤ROI(投資収益率)を記録する
特に最初の1年間は、すべてのことを記録しなければなりません。
多くの人は、必要なものを全て揃えようと、1年目からたくさんお金を使います。
しかし、私がオススメするのは、無駄を省き、ROI(投資収益率)を重視することです。
自分のビジネスに費やしているお金が、実際に利益に還元されているかどうかを確認しましょう。
資金が尽き、投資家がいなくなれば、ビジネスは成り立たなくなります。
ですから、経費の管理に力を入れましょう。
⑥早めに失敗する
ビジネスの立ち上げ時には、試行錯誤は避けて通れません。
チームの状況を確認し、目標や成功、苦労を理解してもらっているかどうかを確認します。
オープンなコミュニケーションが重要です。しかし、試行錯誤は必要です。
Failure is Feedback (失敗は情報)
失敗は終わりではなく、成長を学び、より良い自分、より良いビジネスになるためのものです。
早めに失敗し、頻繁に失敗し、常に学び続けることが大切です。
まとめ
以上、「フリーランス立ち上げ1年目にやるべき6つのこと」でした!
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参照リンク: 6 Things to Consider in Your First Year of Owning a Business - GoDaddy (CC BY 3.0) 2019
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