イラストレーターがブログ運用するなら収益化より「ブランディング」を狙うべきな話【収益化|アクセス|PV|フリーランス】
こういった疑問にお答えします。本記事を読んで得られる知識は以下の通りです。
- なぜイラスト関連のブログが収益化しにくいかわかる
- イラストレーターの肩書でブログ運用するメリットがわかる
- イラストレーターとしてブログ運用する時のより良いアプローチがわかる
まず、「イラスト」のジャンルではアフィリエイトなどの収益化はぶっちゃけ難しいです。
イラストレーターとしてブログ運用する時は「自分を知ってもらうこと」や「信用を集めること」を中心にすると成果が出やすいでしょう。
それでは詳しく見ていきましょう。
目次
「イラスト」でアフィリエイト収益は難しい
「イラスト」や「イラストの描き方」はぶっちゃけ検索数や人口が少ないです。
そのため、大量の検索流入などを狙うアフィリエイトなどにはあんまり向きません。
イラストレーターとして発信するのであれば、収益化よりも自身のブランディングのためのツールとしてブログを使うことをオススメします。
有料noteや有料記事を使う
もしイラストレーターとしてのスキルや経験を元に収益化する場合は、検索流入を狙わずに有料記事や有料noteを使った方が効率的だと思います。
検索流入ではなく、SNSでコミュニティを作って「情報」ではなく「発信者」に価値を感じてもらい、有料記事に誘導するイメージです。
イラストレーターとしてブログ運用するメリット
メリット①ブログは「戦略」のポートフォリオになる(=高単価を目指せる)
イラストレーターの仕事の多くは「これを描いて」と言われたものを描くことです。
👆ができることを証明するためにポートフォリオで完成した作品を見せることも当たり前になりました。
しかし、時間をお金に換えている間は基本的には自転車操業です。
「労働者」の域を出るためには、作品と同じぐらいかそれ以上に、戦略を売る必要があります。
現にポートフォリオでも、完成品だけでなくスケッチや制作プロセスも一緒に見せることが増えてきました。Behanceなどが良い例ですね。
ブログを通して自分の考えを発信することで、ブログそのものが「戦略ポートフォリオ」の役割を果たしてくれます。
メリット② 「絵のうまさ」以上に知ってもらえる
実際に「こういう人だ」と知ってもらえれば、イラストだけで知られるよりも遥かに記憶にも印象にも残ります。
イラストレーターとしての価値は「絵のうまさ」だけでは決まらず、最終的には「コミュニケーション」に行き着きます。
こちらの記事にも書いていますが、「売れるイラスト」は最終的に似たものに収束していきます。
そのため「人となり」や価値観を知ってもらい、一緒に仕事したいと思ってもらうことの方が仕事には繋がりやすいです。
メリット③ 他分野の方と仲良くなれる
イラストの仕事では、イラストレーター以外の方と関わる機会の方が圧倒的に多いです。
そのため、イラスト業界以外でネットワークを作ることは大切です。
ブログで、イラストの話だけでなく、趣味や考え方の記事を集めることで、他分野の方との接点が増え、仲良くなれる機会が増えます。
例えば、当ブログの中で
- 一番反響があるのはアメリカビザ・グリーンカードの記事
- 検索上位なのは海外移住の記事
- 一番シェアされるのは英語学習の記事
と、イラストとは全く関係がありません(笑)
幸いにも、これらの記事のおかげでネットワークは思わぬところにも広がっています。
メリット④ 「収益」より「信用」を集められる
SEO狙いの記事が必ずしも良い記事とは限りません。
ネットの情報は玉石混交で、検索上位であっても商品を「売る」ための無責任やテキトーな情報もたくさんあります。
これらの記事のほとんどは、筆者の名前が最後まで出てこなかったり、会社に守られていたり、ペンネームだったりです。
一方で、イラストレーターとしてブログ運用しているからには、名前を前面に押し出すことになります。
筆者の名前を押し出しているからには、情報の良し悪しは筆者のブランドと紐づけです。
そのため私は、イラストレーターを名乗る以上は、収益や集客を最優先するブログを運営することは短期的な戦略だと考えています。
アフィリエイト収益を追わずにブランディングの道具としてブログを使うことで「信用」を集めることができます。
別記事で書いていますが、私はコネや根回し、人が面倒臭がってやらない実績作りは命より重いと思っています。
なぜなら、こういった行動こそが「信用」になるからです。
誠実にブログを書くことは👆のような信用を積み上げる行為そのものだと信じています。
イラストレーターとしてブログ運用する時のアプローチ
①「問題解決」のポートフォリオを作る
👆に書いたように、ブログは「戦略」のポートフォリオです。
ブログでは「どういう風に考えるか」のケーススタディを記事にするために、問題解決の過程を中心に書くと良いです。
ソフトウェアの使い方がわからなかった、など簡単なものから、フリーランスの始め方がわからなかった、など難しいものまで、テーマは問いませんが
- どういう問題があったのか
- どうリサーチし、アプローチしたのか
- どういう風に考え、行動したのか
- どうやって問題を解決したのか
を言語化してまとめた記事を増やしていきましょう。
②知ってもらうための記事を書く
イラスト以外の部分で「自分はこういう人だ」と知ってもらえる記事も積極的に書いていきましょう。
いかにイラストが上手であっても、「英語ができるイラストレーター」や「運動ができるイラストレーター」の方が記憶に残りやすいし、仕事だけでなく、仲間も見つけやすいです。
まとめ
以上、「イラストレーターがブログ運用するなら収益化より『ブランディング』を狙うべきな話」でした!
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