SNS大嫌いな私が、Twitterを開かず完全無料で万垢を達成するまでに行ったこと【効率厨のTwitter運用|ツイッター|SNS運用】
こんにちは!めお(@meeowmiya)です。
ついに念願の万垢を達成したので、記念もかねて運用戦略エントリを書いていきたいと思います。
内容はなんと一万字!今までのTwitter(X)運用のすべてをまとめた完全版で、数万円ぐらいの有料商材になら負けないぐらいの内容になっていると自信を持って言えます。
Twitter(X)運用、SNS運用で困っているすべての方に参考にしていただければ幸いです。
目次
はじめに
突然ですが、私はSNSがキライです。
1年前から2,3人を除いてツイッターのTL全員ミュートしているぐらいキライです*(今はミュート解除しています)。
「SNSをやめて3ヵ月でフリーランスが絶好調になりました!」というnoteのエントリーを書くぐらいキライです。
SNSとの親和性の近いnoteというプラットフォームで、SNSを否定するようなことを書いて、最初はめちゃくちゃ叩かれるかも…と思っていました。
しかしその不安とは裏腹に、公開当初から好評をいただき、3年経った今も一番伸びているエントリーのひとつです。
この記事を公開して思いました。
タイトルにもあるように、私は先日Twitter(X)のフォロワーが1万人、いわゆる「万垢」を達成しました。
追記(2024.10):Xへの仕様変更により活動を制限し、それに伴ったフォロワーの減少により現在は「万垢」ステータスではなくなりました。万垢(13kフォロワー)からおよそ3年は万垢ステータスを維持しました。
こういった思いから、本エントリーを書くに至りました。
私の万垢達成ケースがユニークな点
本記事でご紹介する私のケースが従来と大きく異なるのは、Twitter(X)が大嫌いで、できるだけTLを開かずに万垢を達成したという点です。
- SNSが大嫌い
- ほぼ全員ミュートした状態
- 1日の運用時間30分以内
- 海外(アメリカ)にて運用(コミュニケーション時差など)
- 有料ツールを一切使っていない
これは実際に私が万垢を達成したときの運用状態です。なぜ私がこのようなイレギュラーなできたか?ざっくりまとめると、次の通りです。
- 優先順位を正しく見極めたから
- やらなくて良いことを徹底的に省いたから
本記事では、①に関してどういった方法で優先順位を見極めていったのか?という話と、②に関してやらなくて良いことを行わないためにどういった工夫をしたのか?という話を、実体験を交えながら解説していきます。
この記事を読んでほしい人
時間も労力もかけてTwitter(X)をやるからには「影響力をつけたい」という野望を少なからず持っていましたが、最初の1年半は何をやっても伸びず、何をどうすれば良いのか全くわかりませんでした。
何か月にも渡って毎日noteを書いたりTwitter(X)も何時間も開き、心血を注いで運用を行ってもフォロワーは300人程度。影響力なんて絶望的な状態でした。
知り合いのインフルエンサー「普通に運用していても絶対にインフルエンサー級のフォロワー数に行くことはない。試行錯誤そのものに価値がある」と言われたことがあります。万垢を達成した今、私も100%同意します。
本記事は、あの日悩んでいた昔の私のような人に読んでほしいなと思っています。
- Twitter(X)を伸ばしたいという野望がある
- そのために行動を起こすガッツがある
- 新しいことを試す準備ができている
- たくさん行動しているのに、結果が出ない
- いつかSNSを離れても運用できるようになりたい
SNSが好きな方や、SNSを使うのが楽しいという方は私のやり方だと旨味がなくなってしまうので、読むのはオススメしません。
私の万垢ケースの価値
繰り返しになりますが、以下は私が万垢を達成した時点での運用状況です。
- SNSが大嫌い
- ほぼ全員ミュートした状態
- 1日の運用時間30分以内
- 海外(アメリカ)にて運用(コミュニケーション時差など)
このような制限の多い運用方法では、できることの量や質が限られてきます。
複雑なことや時間のかかることはできず、シンプルな行動の積み重ねでフォロワーが増えるという私のメソッドは、運用内容や初期状態に関わらず、再現性があると言えます。
また、個々の行動がシンプルであるが故に、Instagramなどの他プラットフォームでの水平展開が可能です。
全員をミュートし、たった1人で1日30分以内の運用で万垢を達成したケースはおそらく史上初ではないかと思います。
また、本メソッドは有料ツール一切ナシで運用を行っています。
SNS運用は現在でもホットな話題のひとつで、情報そのものにまだまだ価値があると感じています。
本記事は私がTwitter(X)アカウントを開設して4年間行ってきた試行錯誤の集大成です。
4年分の失敗や成功の繰り返しには、何万時間とかけてきています。
その体験を一記事にて一挙公開する点において「車輪の再開発」を避け、効率的な学習体験を得ることができます。
免責事項
この記事は、あくまで筆者個人の体験を基にした内容です。必ずしも正確性を保証するものではありません。内容を参考にした結果いかなる不利益が生じても、筆者は責任を負いません。予めご了承下さい。
*フォローしている人がキライなわけではなく、TLを追うのに時間を取られることと、見るのが疲れるためミュートしていました。たまにTLを見にいくので十分なのですが、TLをカスタマイズできないので仕方なくという形です。
万垢ってどれぐらいスゴイのか
まずは「万垢ってどれぐらいスゴイのか」という話から始めたいと思います。
端的に結論から言うと「万垢は大したことない」です。コツさえつかめば誰でも到達できます。
本項の目的は「万垢は大したことない」と気づき、運用へのハードルを下げることです。
①SNSの仕組みと逃げ切り
フォロワーにせよイイネにせよRTにせよ、私たちに見えている数字は「現在までの総数」です。
現状維持や増えることに対して、減ることが難しい構造になっています。
例えば、何年も前だったり、一時的な流行り・バズりでたくさんのフォロワーを獲得した人でも、たくさんの人にアクティブにアンフォロー・ブロックされない限りは時間が経っても同じように「フォロワー数」の影響力を持ち続けることができます。
ここで既にフォローしたユーザーに対して取れるアクションは「現状(フォロー)維持」か「フォロー解除」の2択です。
このうち「現状維持」が「何もしない」ことに対して「フォロー解除」は「ユーザーがアクティブに行動を起こす」ことでしか成り立ちません。
つまり一旦フォローしてしまえば現状維持よりフォロー解除する方が手間がかかるわけで、何か理由がない限り起こりません。同じことをしている限りは、現状維持や増える確率に対して、減る確率は著しく低いのです。
更に「昔使っていたアカウントを放棄する人」「だんだん使わなくなる人」が現時点でかなり多いことも忘れてはいけません。
彼らがわざわざ運営側からパージされない限り、フォロー解除するために戻ってくることはありません。
放棄されたアカウントからのフォローも堆積物として、フォロワー数にカウントされ続けます。
このように、フォロワーの文脈で影響力を獲得するという行為は「一度一定数に達するまで頑張っておけば逃げ切ることができ、以降は過去の遺産で食っていける」と言えます。
一旦万垢まで行っておけば、現状維持やゆるやかに増やし(急激に増やすよりも遥かに簡単)、ラクに運用しても、同じ影響力を保つことができるわけです。
実際に「万垢」ステータスのインフルエンサーを定点観察すると、このように過去の遺産で食って行っている人がほとんどであるということがわかります。
フォロワー数1-3万人のインフルエンサーで、特にバズってないような人がここ1ヵ月で何人フォロワーを獲得したか見てみてください。
フォロワー増加率は非常に低いことがわかると思います。
②万垢のインフレと暴落
前項で話した通り、万垢を達成した人口が増えることはあっても減ることはほとんどありません。
「万垢」と呼ばれるインフルエンサーは年々増え続けており、マーケティングやマンガなどフォロワー数を特に気にする業界内でインフルエンサーと認められるためのしきい値も上がり続けています。
5年前は1万人フォロワーがいれば拍がついたかもしれないが、今では10万人いないと「影響力がある」とは認められないといった具合です。
しかし、これは同時に朗報でもあります。
フォロワー数を特に気にする特定の狭い業界に深くかかわっていない多くの人の「万垢ステータス」への好印象は今も昔も変わっていないからです。
また「万垢」が一般化したことにより、1万人ぐらいのフォロワー数では大して目立たずにやり過ごすことができるので、「炎上」のリスクも下がりました。
実際、これだけ多くの人が「万垢」を達成できるということ自体が発信内容やバックグラウンドに関わらず「特別な才能がなくても、コツさえつかめば誰でもできる」状態になったことを示していると言えるでしょう。
つまり現在「万垢」というステータスは比較的低リスクで到達できるのに対して一般的な好印象は持続しているという一番おいしいポジションに位置していると言えます。
・フォロワー数は「今までの総数」である
・一旦フォローしてしまえば現状維持よりフォロー解除する方が手間がかかる
・一度一定フォロワー数に達するまで頑張れば、以降は過去の遺産で食っていける
・特別な才能や発信内容に関わらず、コツさえつかめば誰でも万垢になれる
・「万垢」は年々増え続けており、価値もデフレし続けている
・一方で、多くの人の「万垢ステータス」への好印象は今も昔も変わっていない
・万垢のデフレにより、「炎上」のリスクも下がった
本項では「万垢って実は見方によってはそんな大したことない」という内容を説明し、コツさえつかめば誰でも達成できる、実際多数の個人が達成している様子を解説しました。
次項では「それではなぜフォロワー数に固執するのか?」ということについて解説します。
なぜフォロワー数を最優先するか
SNS運用については、コンテンツの質や投稿のタイミング、「つながり」など大切とされる要素はひとつではありませんが、その中でもなぜフォロワー数を最優先するかという点について解説します。
本項の目的は、運用について「やらなくていいこと」をハイレベルで明確にすることです。
①誰が言うかが全て
私はボストンに住んでおり、ハーバードやMITなど名門大学がある地域がら「海外名門大学・MBA留学、海外エリート」系でのインフルエンサーが何人か周りにいます。
ご近所というだけで知り合いじゃなくてもフォローしている人も多い中、次のような発見を得る出来事がありました。
ボストン、仙台と同じ緯度で雪がめっちゃ降る日が年に何回かあり、「雪降った」という無益無害の投稿をする人が一定数います。
ある雪の日にTLを徘徊していると、フォロワー数500人程度、一般人A氏の投稿がイイネ10以下、RTコメントなしだったのに対し、インフルエンサーB氏の「雪降った」投稿に対してはイイネが500、RTコメントに「海外の生の生活が見れて嬉しい」などの投稿がありました。
投稿内容やタイミング、コンテンツの質がほぼ同一にも関わらず、フォロワー数の多い人からの投稿の方が明らかに付加価値が大きいのです。
発信においては「誰が言うか」の方が「何を言うか」よりも大切であるという一例です。
逆に言えば、どれだけタイミングを見計らったり質の高いコンテンツを発信しても、影響力をそもそも持っていないと見てもらず、価値があると思ってもらえません。
どれだけ渾身の投稿をしても、「影響力がない」というそれだけで「価値が低い」と思われ、せっかくの努力が水の泡となって流れていきます。
承認欲求云々はさておき、どうせ発信するのであれば、同じコンテンツでも影響力がある方が無駄がありません。
②コンテンツの質という「存在しない」判断基準
先ほどの「雪降った」エピソードでは「インフルエンサーが言っている」というステータスによって閲覧者の付与する価値が歪む例を示しました。
つまり多くの人はコンテンツの質を独立して(投稿者のステータスと切り離して)判断することをしません/できません。
多くの人にリーチするという文脈において「何を言うか」という判断基準は実質存在しません。
誤解を恐れずに言うと「誰が言うか」がクリアされていれば何を言っても同じように影響力がある(あとは本人のモラルの問題)ということです。
つまり、「ステータスの高い誰かが何か(有益っぽいことを)言っている」という状態が大切なのであって、メッセージそのものに付与される価値は実質無視できます。
実際、TLは分単位で流れていきます。
「影響力のある人として名前を覚えてもらう」「短時間でキャッチーに見える」をクリアしてしまえば目に留まり、ほとんどの競合に勝つとこができます。
しかしこれも朗報です。
「何言ってもあまり大差ない」とは言い換えるとツイートを考えるのはめちゃくちゃ簡単である上に投稿のタイミングさえ見計らえば同じツイートも使いまわしてもだいたいの人は覚えていないということです。
インフルエンサーでさえ、この程度の「質」でオッケーです。一般人であればハードルはもっと下がります。
・多くの人はコンテンツの質を独立して判断していない。
・「ステータスの高い誰かが何か(有益っぽいことを)言っている」という状態が大切
・「誰が言うか」がクリアされていれば何を言っても同じように影響力がある
・「影響力のある人として覚えてもらう」さえクリアすれば、ほとんどの競合に勝てる
・逆に言えば、ツイートを考えるのはめちゃくちゃ簡単である
本項では、運用初期に影響力を増やすために追うべきKPIはフォロワー一択であること、影響力を増すためにはフォロワー数が何よりのレバレッジになること、発信内容を考えるのに時間も労力もかける必要がないことを解説しました。
では次に、具体的にどうやって無駄を省きつつフォロワー数増加に最適化された運用ができるのか解説していきます。
発信の両輪
Twitter運用において、インプレッションやKPI、コンバージョンだ何だかんだと横文字のマーケティング用語がたくさん出てきますが、会社のようなチーム単位ではなく、1人で運用するにおいては優先すべき要素はたった2つだけです。
- コンテンツ
- 認知
他の数字は余裕があれば見る程度でオッケーです。
①コンテンツ
身も蓋もないですが、発信しないとSNSは伸ばせないので、ツイートはマストです。
発信の方法については諸説ありますが、本記事でご紹介するケースではあくまで少ない労力でフォロワー数を伸ばすことに最適化することが目的です。
発信に際してよく言われることとしてマーケティングの基本を理解する話があり、ペルソナ設定やブランディングなどがありますが個人で、育っていないアカウントを運用する場合はハイレベルなマーケティング戦略は後回しでオッケーです。
なぜか?前項でも解説した通り、「誰が言うか」をクリアできていない状態では「何を言って」も影響も反応も価値も大差ないからです。
本項では「何を言っても大差ない」を逆手にとって有利に使ってツイート内容を考える方法を解説します。
「万垢のインフレと暴落」では、SNS運用戦略がある程度テンプレ化していることを解説しました。
その具体的な一例として「伸びやすいジャンルがある程度決まっている」ことと「伸びるツイートの形式もある程度決まっている」ことがあります。これらのヒントは文字通りツイッター上に転がっています。
伸びやすいジャンルを選ぶ
まずジャンルについて見ていきましょう。
インフルエンサーはどういう風にパターン化できるでしょうか?
「意識高い系」「言いにくいこと言っちゃう系」「ノウハウ系」「おもしろ系」「恋愛系」「稼げる系」「トレンド系(仮想通貨, サウナ, レストラン)」など、何かしらのジャンルにまとめることができると思います。
このように、伸びやすいジャンルには傾向があります。
伸びやすいジャンルに寄せるだけで、ツイートに対する反応が全く異なります。
また各ジャンルの「文化」みたいなものがあり、口調や画像の使い方、箇条書きにするかどうか、専門用語の使い方、レイアウトなどがツイートに表れます。
反応の良いツイートはこのような「文化」に正しく則った書式をしています。
質の高いコンテンツ(ツイート)を作る
最後にツイート内容です。
似たジャンルのインフルエンサーから大量のツイートを集めて分析すると「言い方が違うだけで全く同じことを言っているツイート」が散見されます。
一例として、次のリンクは「7時間睡眠」でTwitter検索を行った結果です。
「メンタルを安定させるには」とか「これだけは覚えておいて」とか枕詞は違いますが、実質言っていることは一緒です。
さらに特筆すべきは「同じことを言っていても、ツイートは変わらず伸びる」点です。
言い換えれば、大量の「伸びているツイート」を取ってきて枝葉末節や文脈だけ編集すれば、「オリジナルかつ伸びるツイート」が作れるということです。
本当にこんなことで伸びるのか?と思いますが、現に👆の検索結果に表示されているインフルエンサーは同じようなことを言ってインフルエンサーに成り上がっています。
「刺さる」内容を必要としている人に正しいタイミングで届けば響くことがある、という事実は変わらずあるわけです。
あとは一部本当にオリジナルなツイートを混ぜておけば定型文やbotと間違えられることも防げます。
・伸びやすいジャンルがある程度決まっている
・伸びるツイートの形式もある程度決まっている
・伸びやすいジャンルに寄せるだけで、ツイートに対する反応が変わる
・「詳細は違うが全く同じことを言っているツイート」が散見され、事実、伸びている
・「伸びているツイート」の枝葉末節を編集すれば「伸びるオリジナルツイート」が作れる
本項では「ツイート内容を考える」という作業をできるだけ省エネで行う方法を紹介しました。
次項では「存在を知ってもらう」認知について紹介します。
②認知
前項ではフォロワー増のための二本柱のひとつである「質の高い発信」について解説しました。
本項では残りの一本である「認知」について解説します。
具体的には、次のようなことについて解説していきます。
- あなたの存在を知ってもらうために有効な手段
- できるだけフォローしてくれそうな人をターゲットにする方法
- できるだけ省エネでフォローしてもらうために有効な手段
あなたの存在を知ってもらうために有効な手段
いくら「質の高い」発信をしていても、あなたの存在が知られていなければフォロワーの増えようがありません。
そのためには、あなたの存在を知ってもらう、つまり「認知」してもらう必要があり、いかに多くの人に効率よくリーチできるかが鍵になります。
まず、あなたの存在を知ってもらうために有効な手段としてはざっくりふたつの方法があります。
- バズる
- 多くのユーザーと直接やりとりする
このうち①バズるは爆発力が高く、初速や勢いをつけるには有効な手段ですが、個人的にはデメリットも多く、あまり堅実ではないと考える方法です。
ひとつには再現性の低さがあります。ある程度他人頼みである以上、安定的ではありません。
また、同じコミュニティ内でバズを繰り返せば繰り返すほど一回のバズで得られる効果が下がり、デフレが激しくなります。
最後に、注目を集めるということは、その分批判の目にさらされる機会も多いということで、炎上のリスクが大きいです。
②多くのユーザーと直接やりとりする方法は地道で時間もかかりますが、より確実にファンを集められる方法です。
具体的には、いいね、RT、リプをできるだけ多く行い、アカウントの存在を知ってもらうと共に交流を深めるやり方です。
本記事では②多くのユーザーと直接やりとりする方法を深堀りしていきます。
できるだけフォローしてくれそうな人をターゲットにする方法
まずはどういったユーザーとやりとりするかの選定方法を解説します。
同じように交流を行うとて、できるだけフォローに繋がりやすい人を選定する方がフォロワー増には効率的です。
私が個人的に大切にしている指標は次の通りです。
- 情報収集垢であるコミュニティを探している(初心者など)
- アドバイスを求めている
- 自分が発信している内容が「刺さる」層である
ではこういったユーザーをどうやって効率的に探すか?というと、自分と同じ・または似たジャンルの情報発信を行っているインフルエンサーのフォロワー欄からです。
この方法をとることで、インフルエンサー1人につき千・万単位でリーチできるユーザーを取ってくることができます。
あとはこれらのユーザーひとりひとりに対して交流を行い、自分の存在を知ってもらう→アカウントを訪れてもらう→フォローしてもらうの流れになります。
認知とはここで言うところアカウントを訪れてもらうための工夫であり、コンテンツはアカウントを訪れてもらってからフォローしてもらうための仕掛けです。
できるだけ省エネでフォローしてもらうために有効な手段
ユーザーと直接やりとりを行うことができる方法はリプ、RT、いいね、ライブなど色々ありますが、各アクションが一番少ないのは何と言っても「いいね」です。
誤解を恐れずに言うと、この中で一番下準備が必要なく、頭を使わず作業化できるからです。
本項では、どのように効果的にリーチしていくかについて解説していきます。
手順としてはざっくり次の通りです。
- リーチできそうなフォロワーを多く抱えるインフルエンサーを探す
- インフルエンサーの人数を増やし、リストを作成する
- 各インフルエンサーのフォロワー欄を開く
- フォロワーリストから各ユーザーのアカウントを訪問
- 最新のオリツイ、または固定ツイをいいねする
- ④と⑤を繰り返し、上から順番に全ユーザーにいいねする
- たまに①~③を行い、リストを更新する
いいねをすると、ユーザーが設定していない限りはデフォルトで通知がいきます。
また通知を切っていても、通知欄には表示されます。インフルエンサーで毎日何件も通知が来る…とかではない限り、あなたのいいねは必ずユーザーに届きます。
もちろん壁打ちで発信を行っている人も少なからずはいるでしょうが、鍵をかけておらず、「誰かが見ている」環境である以上「誰かに反応してもらえる」というのはおおむねポジティブに受け取られます。
そうでない場合は反応がなかったり…という具合で、いいねしたことに対してアクティブに食ってかかってくる人は経験上はほとんどいません。
このように、よっぽど殺伐としていない限りはどんな形であっても「交流」は良くてポジティブ、悪くて無反応(でも無害)という桃源郷です。
目的によってどのように交流を行っていくか?という戦略はありますが、フォロワー増の文脈では「とにかく多くのユーザーにリーチする」ということが重要になってきます。
そういった点でも、工数が最も少ない「いいね」が最も有効と言えるでしょう。
・バズるより多くのユーザーと直接やりとりする方がより確実にファンを集められる
・フォロワー増の文脈では「とにかく多くのユーザーにリーチする」ということが重要
・リプ、RT、いいねなどの中で工数が最も少ない「いいね」が最も高リーチに適している
・できるだけフォローに繋がりやすい人を選定する方がフォロワー増には効率的
・フォローに繋がりやすい層はインフルエンサーのフォロワー欄に多い
・「交流」は良くてポジティブ、悪くて無反応(でも無害)
ここまでの方法を忠実に守った上で1日2ツイートし、限界までイイネすれば必ずフォロワーは増えます。
目安として、私は最高3ヵ月で5000人増に成功しています。
この数字は「あまり目立ち過ぎない」という意味で理想的で、炎上のリスクも防げますし、「フォロワーを買っている」「何かおかしい」という波風も立てずに済みます。
ほぼ書いている内容同じ(本記事より内容薄め)ですが、参考までに当時の記事です👆
サステナビリティ
以上が具体的な運用方法ですが、実際にやってみるとめちゃくちゃ大変ですし、時間もかかります。
私はシステムを組むことで手動プロセスをできるだけ省き、一日30分以内の作業で安定的に運用を行っています。
工夫のひとつとして、ツイッター管理&分析ツール「Social Dog (ソーシャルドッグ)」の活用があります。
追記(2022.10):Xへの仕様変更により、Social Dogの使用範囲もかなり制限されました。これに合わせて現在はSocial Dogの使用を行っておりません。
SocialDogは、運用、効率化、自動化、分析、アカウント管理などTwitterマーケティングに必要な機能を網羅しています。「エンゲージメントを高めたい」「効率化・自動化したい」など、Twitterマーケティングにおけるあらゆる課題を解決するツールです。
Social Dog有料版を使えば簡単にできるツイート予約投稿ですが、実は私は完全に無料で予約投稿を行っています。
有料記事部分ではどのようにセットアップしたのかについて解説を行っています。
また、効率的にいいねをする方法についても解説していきます。
免責事項
有料記事部分は、あくまで筆者個人の体験を基にした内容です。必ずしも正確性を保証するものではありません。内容を参考にした結果いかなる不利益が生じても、筆者は責任を負いません。また、取次や紹介、質問への回答、サポートなどは一切行なっておりません。予めご了承下さい。
まとめ
以上「SNS大嫌いな私が、Twitter(X)を開かず完全無料で万垢を達成するまでに行ったこと」でした!
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